カイヴァリヤダーマでの日々徒然

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2024/11/24

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雑感

自分は今、ムチウチ症をもっています。
今日も、ムチウチの痛みで痛ぁーってな感じです。
何故そんな風になったか？というと
自分は、とあるチェーンの整体店に勤めていました。
ある日、出張先で、会社で一番という人に言ったのです。
「後学のためにアドヴァイスを下さい。」
すると、座位で施術をしてくれたのですが
筋肉がかたいということで、がしがし押されます。
ツボのつもりだったのか、トリガーポイントのつもりだったのか
肩の一点をスピーディーに押しながら腕を持って挙げる下げるを繰り返します。
結果、頚椎捻挫（代表的なムチウチ症）、僧帽筋捻挫となります。
自分が何故そんな目に遭ったのか
ムチウチ症の発熱に苦しみながら頭を捻りました。
今になってみると
彼は座位の危険性の危険性を知らなかったのだろうし、当然対策方も知らず。
押圧の方法も加減も適切ではなく。
被施術者の状態に合わせて施術せず。
押す場所も押すべきでない場所を間違って押していた事が分ります。
また、自分の施術を受ける知識や、施術の受け方も原因の一因であることがわかります。

その時は、そんな事も分りませんでしたので。
今まで自分もお客さんに同じような事をしていたのかも知れない。
と愕然としました。
解剖学なんか殆ど知らない状態で、かたくなってる所を押すような施術法しか会社の研修では習っていないのです。
お客さんに銭を払ってもらって、身体を悪くしていたかも知れないのです。
仕事に出ても、罪悪感に苛まれ、ムチウチで体は上手く動きませんし、押圧するたびに酷い痛みが走ります。
腕もあがらす、今でも痛みは出ますし、痛みとともに発熱することもあります。
熱の無い日でも、やたらとダルイ日や飯が全く食えない日もありました。
そんな中、会社からは退社を促されて、「そりゃないだろう！」って思いました。
もう、どうしようも無い状態でしたが、直ぐの退社はまぬがれました。

そうなると、当然しばらくは仕事で施術をしなければなりません。
このままの施術をお客さんの施すのは嫌だ！
どうしようか。
そこで、昔少し習った推拿、点穴、セミナーで少し習った正骨を総復習することにしました。
なぜそれを選んだかというと、中医学に沿った体系的な技法だと感じたのと。
もう、かたいから押す。という何故そうするかイマイチ分らない、雑な方法論から脱却したかったのです。
そして、気になっていたトリガーポイントと筋筋膜療法も解剖学の本を引っ張り出し。
押圧そのものも、使い分けや、質の向上、変化を考えながら練習です。
どの技法もビデオを見たり、出来る限りセミナーに行ったり。
見た目は会社の施術と大幅には変えずに、徐々に中身は変えていきます。
いままで、ちょっとずつ会社のものとは違う技法を使っていたりもしましたが。
メジャーチェンジをしました。
会社にとってはよろしく無いのでしょうが、罪悪感を感じながら施術するのは耐えられませんでした。
勉強すればするほど、問題点が明らかになっていくのです。
無論、施術者によって色んな解釈がありますし、一概に悪いとは言いません。
何故か、お客さんの状態を良くできる施術者もいました。
でも、自分はそうでは無かったし
根拠の無いような施術をするのは、お客さんにも自分にも良くないと考えた結果でした。
今となっては、フリーになっていますので法的な制限しか受けませんが。
ところで
今、謎のインドでマッサージの仕事をしていた生徒と、タイ式を習った生徒、アーユルヴェーダ？マッサージを習った生徒と、時々技術交換をしています。
特にその謎のインド式は、イマイチ出自について不明なのですが
非常に雑と感じる技法(笑)と、高度な技法と感じるものが入り混じっています。
伝統的なものということなのですが、統一性を感じません。
混ざりモノの臭いがします。
しかし、彼の先生がどういう考えでそれを伝えたのか分りませんが。
下手な施術者の施術だと、雑な技法でも高度な技法の方でも、間違いなく体をこわします。
その生徒は解剖学も勉強したそうです。
しかし、所々＜何故そうするのか？それの意図は何か？どういう理屈でそう施術するのか？＞というのがイマイチ分らない様です。
これは、非常に自分には気になるところで、かつ、むかつく所でもあります。

最近クラスでアーサナをしていて思うのですが、単純に先生の指示だけ聞いて、身体を動かすと
逆に体を痛めるような感じを見受けました。
実際に、身体がおかしくなった人の施術もしました。
中には、アーサナのチャンピョンシップの生徒もいました。
彼らは、身体が他の生徒より自由がきくため、先生の指示どうりにMAXでやった結果
腰やら背中やら脚やら、全体的なバランスさえおかしくなっていました。
無論、季節によるものもあるのでしょうし
先生にもなにか考えがあるのかも知れませんが
アーサナで自己の体観察は必須の様に思います。
これをしないと、いくらゆっくりやっても良くないように見受けられます。
自分は初心者なので、そうだ！とは言い切れませんが。
アナトミーや他の講義でもアーサナについてもやるのですが、追い付かない様です。

そろそろ、アーサナについての課題もありますので
アーサナも
謎のインド式施術法も
これから色々調べていきます。


 

2010/09/12 未選択 Trackback() Comment(2)

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